タンク上にメーターがならぶ、当時としては豪華仕様。このタンクはスチール製ですが、中は製造されてから一度も錆取りをしてないのではないかと思われるほどのすごい錆でした。錆取り剤を2本も使った、、。ただ現代のバイクに比べてタンクの肉厚もあってそれだけ錆びても穴があいてなかったのはさすがでした。
タンク内の錆びから考えて、このままではほとんど走れなかったのではないかと思います。現代のバイクのようにタンク内にフィルターが付けられておらず、タンクの錆びがそのままキャブに入ってキャブ不調の原因となるからです。
アルミに比べて冷却効率の悪い鋳鉄シリンダーゆえ、自然に冷却フィンも大きくする必要があり、エンジンの造形が大きくなる、、、ということでしょうか?
単気筒とは思えないほど大きな存在感のあるエンジン。工業デザインではありますが、やっぱり感激。
このバイクのエンジン音はすばらしいの一言でした。ファンネル仕様のキャブのヒューという吸気音と鋳鉄シリンダーが低音を増幅するかのようなエンジン音が一体となって響きます。
現代のバイクはみなアルミシリンダーですが、音だけでいえば鋳鉄シリンダーの方がすばらしいです。